2012年12月31日月曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


特許・実用新案・意匠・商標の出願、その他申請、知的財産についてのご相談、承ります。

朝陽特許事務所   http://www.choyo-pat.jp/

弁理士 砂川惠一 sunakawa@choyo-pat.jp

(メールアドレスは、SPAM防止のため全角表示してあります。半角に直してお送りください。)

発明品のマーケティング・広告宣伝から、ビジネスモデルの構築も含め、何でもご相談ください。

パテントマップを活用した特許戦略の構築等も承ります。

弁理士試験受験者のカウンセリング、口述試験の個人指導など、ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

107-0052

東京都港区赤坂2-8-16赤坂光和ビル4

Tel:03-3568-3063 Fax:03-3568-3064

研修、講演、コンサルティングはこちらへ→ http://scp-consulting.blogspot.com/

2012年12月21日金曜日

知的財産権との出会い

十数年前のことです。
当時勤めていた会社で、ユニフォームのデザインコンペを担当しました。

それまでの業界常識と比べ、かなり斬新なデザインが採用され、イメージ一新の効果を挙げることができました。

その頃、寒冷地の支社から、地元業者がもっと廉価に製作できるので、そちらにやらせてもいいか、との問い合わせを受けました。
即、却下したのは、いうまでもありません。

提案者は、経費節減という会社の利益になる提案をなぜ却下するのか、と不審がりました。

私は、著作物を売って利益をあげている会社の社員から、そのような矜持も大局観もない提案が出ることのほうが不審でした。

デザインに要した手間と経費だけでなく、営業担当者も含め人的投資をして、公正なコンペで勝ち取った受注を、なんと心得るのか。
そんなことを許せば、今後のコンペできちんとした提案が出るのか。

当時の私は、知的財産権関係の法律の、一文字たりとも知りませんでした。

ただ、人が創造したものの価値を認めていただけです。

特許法が保護する「発明」、意匠法が保護する「デザイン」、著作権法が保護する「著作物」。
皆、人の心が創り出すものです。
商標法が保護するのは、商標に蓄積した業務上の「信用」ですが、これも人の心が創り出すものと言っていいと思います。

知的財産権とは、「人の心が創り出したもの」を保護するものなのです。

有体物のような、目で見て手で触れるものではありませんが、とても大事なものだと思っています。

年の瀬なので、ちょっとだけ思い出話をしました。

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