2011年2月3日木曜日

何か基準が変では……

 警視庁による野球賭博事件の捜査の過程で、力士らの携帯電話のメールに相撲で八百長が行われていたことをうかがわせる文言が見つかった問題で、日本相撲協会は2日、名前が挙がった13人のうち、当時の十両春日錦(現・竹縄親方)ら12人から事情聴取した。力士らは関与を否定したというが、協会は外部による調査委員会を設置、厳正に調べるとしている。
(中略)
 協会の監督官庁である文部科学省に、警察当局から伝えられたメールは計46通。協会は文科省から、事実関係の解明を指示されていた。
(asahi.com2011年2月3日3時38分)

 まず、「野球賭博事件の捜査の過程」の情報を、その事件とは別の件の「監督官庁である文部科学省に、警察当局から伝え」ちゃっていいものでしょうか。

 あと、私の知人にも、八百長があった、ということを、ほとんどの取り組みが八百長で相撲はインチキだ、という人がいるのですが、実は逆で、ほとんどがガチンコ(真剣勝負)だからこそ、八百長が成り立つわけです。
 ガチンコを前提にしなければ、八百長には何の価値もありませんから。

 ショーであるプロレスには、八百長は存在しないんです。

 言い方は悪いですが、相撲は賭けの対象になりうるけれど、プロレスは賭けの対象にならないですよね。

 私は、お相撲は好きなんですが、一連の騒動には正直嫌気が差しています。

 何年も前から思っていたんですが、公益法人を認めないで、普通に税金払ってもらえば、何も騒ぐことはなくなるんじゃないですかねえ。
 「国技」なんて、お相撲サイドが勝手に言い出したことが追認されちゃったわけだし。

 文部科学省もようやくその可能性を言い出しましたが、ずいぶんごゆっくりだと思います。

 でも、遅くてもやらないよりはいいでしょう。

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